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開発当初はそれまで死の病といわれてきた膠原病などに画期的な成果を示し、一命を取り留めるなど夢の新薬として脚光を浴びました。 しかしその後この薬は劇的な効果を示すだけに、その反動として副作用という弊害もまた極めて大きいものであることがわかりました。
まずステロイドの内服について申し上げます。
ステロイドを内服するとその時は症状を抑えられますが、内服を中止するとそのリバウンドとして激しい頭痛・高度な目まい・耳なりさらに呼吸困難を起こして死亡することさえあるという恐ろしい薬なのです。 またステロイドを内服すると身体すべての反応を抑え込むため、必然的に副作用が出てしまいます。 体に困る反応としての熱・腫れ・痛み・発疹・カユミ・喘鳴などを抑える反面、筋肉の発育・骨の発育・バイ菌やカビが侵入したときにこれを防ぐ反応なども抑えてしまうのです。 その結果長期的にステロイドを内服しますと骨や筋肉がボロボロになり、胃潰瘍・糖尿病も発生します。 菌に対する抵抗力も低下するため、抗生物質も効かなくなって肺炎や腎盂炎を起こして死亡する例もあります。 この副作用の激しい薬を最近では、生命に危険のないアトピー性皮膚炎に内服剤として使っている医師のいることに戦慄さえ覚えます。 次にステロイド内服による副作用の恐ろしさの反省の上に立って、それに変わるものとして登場したのがステロイドの外用剤です。 しかし、ステロイドの外用剤にも副作用のあることが数々の症例によって明らかにされました。 内服剤のように死に至らしめるほどの副作用はありませんが、皮膚が薄くなったり、血管が皮膚表層に目立つようになったり、皮膚がほんのちょっとした刺激で破れやすくなったりします。 これらは高濃度ステロイド剤を使い続けてきた結果若い線維芽細胞が抑制され、皮膚が萎縮し老化してしまったからです。 実際、市販のステロイド外用剤を10年20年使い続けている患者さんの中には、30歳ぐらいの若さで80歳の老人のように薄いシワのよった皮膚の人をよく見かけます。 (一つの目安として高濃度ステロイド剤はよほどのことのないかぎり1ヶ月に300グラムは使用するものではありません)。 私の研究・開発した軟膏(天然の活性化低分子抗酸化剤のエキス剤《AOAエキス剤》)が、世界の皮膚科治療への新しい道を拓く画期的な点は、これらステロイドの内服・外用の弊害を見事に克服し、副作用がなく何十年もアトピー性皮膚炎で苦しんでステロイドに痛めつけられた老化した皮膚をもとに戻し、皮膚萎縮を改善し若返らせる作用があるからです。 これらのことは、マウスやヒト培養線維芽細胞を用いた実験でも証明されています。 まずマウスの皮膚に市販のリンデロン軟膏やプレドニゾロン軟膏のステロイドを外用すると、マウスの皮膚は薄くなります。 しかし私のSOD様物質のエキス(AOAエキス)をこのリンデロンやプレドニゾロンのステロイド軟膏に入れたものを塗布したマウスの皮膚は、ほとんど薄くならず萎縮も見られません。 次に試験管中に線維芽細胞を入れて培養し(生かして細胞を元気にして増やすこと)、そこにリンデロンやプレドニゾロンのステロイドを加えると、線維芽細胞の増殖が急カーブの下降線を描きます。 ステロイドの濃度の増加に比例して培養線維芽細胞の増殖は減少しますが、私のSOD様物質抽出液を加えたステロイドを入れますと増殖の減少は見られません。 さらに線維芽細胞の培養液の中に、私のSOD様物質エキス(AOAエキス)のみを入れますと、線維芽細胞の増殖が促進される結果が出たのです。この実験は平成6年4月の皮膚科学会総会で発表しました。 以上のことでステロイドに抵抗した患者さんにSOD様作用物質の抽出液と、ごく低濃度のステロイドを含有した私の外用剤がなぜ副作用がなくかつ非常に有効なのかおわかりいただけたと思います。 このように副作用がなく画期的な効果を示し、しかもステロイドで痛めつけられた老化した皮膚を改善する丹羽療法をアトピー治療の革命と称してくださる方が少なからずいらっしゃいます。 僭越ながらあらゆる治療を試みても効果がなく、日夜アトピー性皮膚炎で苦しんでいるすべての人々が一日も早く私の治療を受けられることを強く訴えたいと思います。 アトピーに絶望することはありません。 私の療法を受けた90%以上の人々が軽快、治癒しているのですから。 |
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